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歴史ランキング
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こんにちは。
オバマ元大統領や、ビルゲイツをはじめ、世界中の名立たる有名人が推奨している、
ベストセラーの名著『サピエンス全史』について。
とくに大切な部分を抜き出し、日本人視点に置きかえ
ストーリー風に、お伝えして行くといった、内容になります。
上下巻あわせ、600ページ程にもなる、この本ですが
著者のユダヤ人・ユヴァルは、どんなコトを述べているのか?
きっと、かみ砕いて、理解して頂けると思います。
そして、あなたが、いま暮らしている、このセカイの見え方が
きっと違って、見えてくるでしょう。
なぜニンゲンは集まり助け合う?
とある、夏の甲子園・・。
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![アナウンサー](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/07/2406975-150x150.jpg)
9回ウラ、土壇場でとんでもない、一発が出ました!
![アナウンサー](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/07/2406975-150x150.jpg)
大逆転勝利!夏の栄冠は“佐賀南高校”に、かがやきましたぁーー!
![視聴者1](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/07/2074411-150x150.jpg)
うおおーよっしゃあぁぁーーーー!
![視聴者2](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/06/2353822-150x150.jpg)
すっごい喜んでるねえ。そういえば佐賀県出身だったよね。佐賀南って母校なの?
![視聴者1](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/07/2074411-150x150.jpg)
いや・・そうじゃないんだけど。だって、ふるさとの高校が優勝だよ?うれしいに決まっているじゃん!
都道府県レベルであれ、国単位であれ・・あなたは、この高校野球のように
出身を同じくする選手の活躍を、わが事のようによろこび
感動した経験は、ないでしょうか?
日本の科学者が、ノーベル賞を取ると、ほこらしい!
逆に日本人の誰かが、海外でワルイことをしたら、
何だか、申しわけない気持ちに、なります。
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また・・災害や病気などで、困っている人がいれば
何かチカラになりたいと、助け合うこともありますね。
しかし、よくよく考えてみれば、その本人たちとは、
顔見知りでも、なんでもないハズです。
それなのに、なぜ、そのように思えるのでしょうか?
人類だけの助け合い
ちなみに、ニンゲン以外の、群れを作るどうぶつ・・
たとえばサルなども、目のまえの存在に対し、
助け合うことはあります
しかし東京のサルが、見ず知らずの、和歌山県のサルを助けようと、
考えることは、ありません。
オーストラリアのコアラが
「みんなのために、ユーカリの森を守らなきゃ!」と
使命感に燃えることも、ありません。
では、どうして私たちニンゲンだけが、
そんな感情を抱くのでしょうか?
それは、はるか古代に起きた、ある革命が、私たちの脳を
変えたことに、ありました。
サピエンスとネアンデルタール人
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むかし、むかし・・それも3万年前という、
気の遠くなるような、はるか古代、
地球上のある大陸に、私たちの祖先、
ホモ・サピエンス達が、暮らしていました。
みな狩りをしたり、木の実を食べたりして、
原始の生活を、していました。
しかし、あるとき気候の変化などで、食べ物が少なくなってしまいました。
原初のサピエンス、イヴは嘆きました。
![イブ](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/07/855617-150x150.jpg)
子供たちはみんな、お腹を空かせている。
このままじゃ、飢え死にしてしまうわ!
しかし、アダムは、言いました。
![アダム](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/07/855621-150x150.jpg)
ああ・・。でも大丈夫だ、丘を越えたところに、
すごく豊かな土地を、仲間が見つけたんだ。
エモノも沢山いる。みんなで、そこに行こう!
しかし彼らが行くと、そこにはすでに、サピエンスとは別人種の
ネアンデルタール人たちが、占拠していました。
![ネアンデルタール人](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/07/2114607-150x150.jpg)
ここはすでに、俺たちが住むことにした。
お前らは、他のどこかへ行け!
![アダム](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/07/855621-150x150.jpg)
なんだと。そういえば以前も、そうだった!
いつもいつも、今日こそは許せん!
サピエンスたちは、敢然と戦いを挑みました。
しかし、ネアンデルタール人は、ずっと体が大きく、
チカラも強かったので、サピエンス達は、あっというまに敗北。
しかも、こうしたことは、いろんな土地で、いつも続いていました・・。
仲間われの遺伝子
しかしある時、アダムは思いつきました。
![アダム](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/07/855621-150x150.jpg)
そうだ、みんなで力を合わせよう。一人一人では、弱いが、
人数が多ければ、きっと勝てるぞ!
こうしてサピエンスたちは団結し、これからは対等に、戦えるようになる
・・かと、思われましたが。
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おい聞け、作戦がある。やつらの子どもを人質にしよう。
そうすれば、必ず勝てるぞ!
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まて!それはあまりに、卑劣すぎるだろう。
だんだん人数が増えるにつれ、考えの違いによる、
仲間われが、起き始めました。
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おい、オマエはこのまえ、1番先に逃げただろう?
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なに?お前が突っ込みすぎなんだよ、このイノシシ頭が!
これによって、やはりサピエンス達は
ネアンデルタール人に勝つことは、できませんでした。
150の法則と脳内革命
さて、この仲たがいは、150の法則・・というものに、基づいています。
人はもちろん、チンパンジーでも狼でも、群れで暮らす動物は、何であれ
150という数くらいまでは、なんとか1つの目標のもと、
集団として、まとまることが、できます。
しかし、それを過ぎてくると、性格の違いから
ぜったいに仲間われが、起きるというものです。
あなたも現代で、こんなことを、耳にしたことはないでしょうか?
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家事は、女性がするべきだよね?
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いや、男性もするべきでしょ?
あるいは・・
![事業家](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/06/男性上司-150x150.jpg)
この町は、田舎すぎて廃れている。レジャー施設を作って、栄えさせよう!
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いやいや、ふるさとの自然を、壊さないでくれ!
このように私たちは、DNAレベルで、大勢が1つになり続けるのは、
生物として、無理なのです。
こっちは、あっちと違う・・私は、あなたと違う・・。
かならず否定し合い、争い合う運命なのです。
サピエンスが生み出したもの
しかし、しばらくすると、サピエンスの脳内で、
セカイを一変する、革命が起きました。
それによって、この世に産ぶ声を、あげたもの、それは・・
神さまでした。
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神官となった、あるサピエンスは言いました。
![神官](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/07/2607650-150x150.jpg)
神はしたがうものに、食べものや、水を下さる。
また、あるシャーマンの、サピエンスは言いました。
![シャーマン](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/05/無題366_20210518215348-150x150.png)
神は、病気を治して下さる・・。
本来、協力し合えないはずの、サピエンス達に、
とてつもない変化が、生じはじめました。
みなが1つになった時
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オレは戦うのは怖い、戦いはイヤだ。
しかしシャーマンとなった、サピエンスは言いました。
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これは神のための戦い、聖戦である。逃げる事は許されない。
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わ・・分りました。神のためであれば、戦います!
そして、さらに言いました。
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よいか?神にしたがう我々は、食べものを分かち合い、
苦しき同胞は、たすけねばならない!
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そ、そんな。私たちだって苦しいのに・・なんで見ず知らずの人を?
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そなたは神のご意志にそむくのか?そのような愚か物には、罰が下るであろう!
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あ・・私はとんでもない、自分勝手を。神よ、どうか、お許し下さい。
どうして神を信じられる?
この地球の、どんな生物も超えられないはずの、150の法則。
それをサピエンスだけが、ゆいいつ、打ち破りました。
神様のもと、たとえ1000人、2000人でも、協力し合うことが、可能となったのです。
しかし、ここで1つ疑問が生じます。なぜ、みな神様を信じるのか?
ある日とつぜん『あの大木には、精霊がやどっている!』と言われたり
『はるか空の上には、神様がいる』と言われたとしても・・
それをみな、ココロから信じられるものでは、ありせん。
ところが、それを可能にした、もう1つ
神様の誕生に伴って、作り上げられたモノ・・
それが、今日の私たちにも通じる、決定的な革命となります。
それはサピエンスの運命、ネアンデルタール人の運命、
この地球の、あらゆる生物の運命さえも
変えてしまいました。
その根源となったものとは、いったい何なのでしょうか?
ちょっと長くなって参りましたので。さらなる核心の、続きについては
以下の記事で、お伝えしています。
≫虚構とは?神様・国・会社の魔法
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。