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こんにちは。
あまり、知られてはいないのですが・・著者の近藤麻理恵さん
通称“こんまり”さんは、
5年ほど、巫女として働いていました。
どのお宅であれ、訪問時は神社に参拝するよう
“おうち”に、かならず挨拶をするそうです。
人生の半分以上、つねに片付けを考える事に費やし、あらゆる試行錯誤のすえ
・片付けは、マインドが9割
・性格も遺伝も、いっさい関係ない
そう、言い切っています。
それは、どういう理由からなのか?
また本書を読むと、どんな利益が得られるのか?
この記事では、そうしたことについて、お話して行きたいと思います。
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部屋が変われば、人生が変わる
それは、果たして
単なるキャッチコピーでしょうか?
片付け地獄からの脱出
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まず、どのような内容が書かれているのか、
まとめから言いますと・・
・片づけたあと、もとに戻らない方法
・“こんまり”さんの、片づけコンサルティング実体験
・モノとの縁や部屋が、人生や健康をも変えてしまう話
以上のように、ノウハウも書いてはありますが
ただのノウハウ本ではありません。
人の考え方や生き方、人生まで劇的に変わるという、精神面。
ここに「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ
「KonMari=こんまり」として、世界レベルで支持されている、その理由があります。
何十年と、家庭を支えてきた、ベテランの主婦でさえ、
正しい片付け方法を知らないと、語られていますが、
それほどモノがあふれ、片づけられない地獄から
抜け出せないのは、世界共通の悩みなのだと感じます。
あふれ出る“あるある”感
本書は、1ページ目から最後まで
つねに読みやすいです。
それは片付けにおいて、誰にでも経験のある
「そう、それそれ!」という部分に、大きく触れられるからです。
家電の保証書、お土産でもらったキーホルダー、化粧品のサンプル、何かのコード類・・
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とっておいたほうがいいの?捨てた方がいいの?
恋人や、家族に見られたら恥ずかしい、アイドルグッズ。
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こ、この秘密グッズたち・・どう扱おう?
女性が大好きな縁結びのお守り、水晶やパワーストーン
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ぜったい粗雑にはあつかえない。どうやって保管しようかな。
これらは、ほんとうに身近なお話です。
また「浴室にシャンプーやコンディショナー、置いていませんか?」など
じぶんもやってしまっている!という事例も、たくさん。
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浴室は家の中で、最も高温多湿。
誰も使わない間も、ホカホカ温められ続け、
品質は落ちるし、ラックの底には水アカや、カビが生えます
(※本書の内容より抜粋)
言われれば、本当にその通りで・・
このように終始、受け身でなく自身のこととして、受け取ることができます。
部屋が変われば、人生が変わる
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本書で語られる、人生が変わるということば
僕も実体験として、目の当たりにしました。
ぼくは社会福祉士として、在宅お年寄りの生活支援を仕事にしていましたが、
幾度も、ゴミ屋敷を掃除した経験があります。
とくに掃除屋でも、片づけコンサルといった職業ではないのですが、
家の中で歩けなければ、介護サービスが入れないためです。
訪問させていただいた当初、四六時中、寝巻き姿・・
髪もボサボサだった、男性。
しかし部屋がキレイになり、デイサービスに通う検討をする話に。
まずは、見学をすることになりました。
待ち合わせの場所に、来られた姿を見て、正直
「え、どなた?」
と本気で思いました。
背広を着て、お洒落なハットを被った、紳士。
そして、穏やかな表情。
こんなにも、変わるのかと驚きました。
お部屋と身体は、繋がっているということ。
女性も、片付けをするとやせたり、肌がキレイになると語られる
本書の言葉も、ウソではないと感じます。
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モノに名前をつけるようになった話
終始、貫かれている、
身の回りの、どんなモノをも大切にする精神。
個人的に、本書に影響を受け、行うようになった事があります。
それは
モノに名前をつけるという行為です。
たとえば・・
自転車→チーターマン
iPhone →シュテファン
お布団→まさむね
というネーミングにしまして、そうすると
「あれ、スマホどこやった?」→「シュテファンどこに置いたっけ?」
「自転車で行こうかな」→「よし、チーターマンで行こう!」
といった感じで。いつもの日常さえ、何だかガラリと変わります。
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ちなみに、むかしドラクエなどのRPGゲームで、
最初に、主人公のなまえ設定を「ああああ」など、テキトーな名前でスタートさせ・・
王様「勇者“ああああ”よ、世界を魔王の手から救ってくれ」
↓
うわー!物語の雰囲気台無し。フザけてごめんなさい!
となるプレイヤーが、いましたが。
それと同じように適当ではなくて、ちゃんと良いネーミングを付けてあげるのが良いです。
何でもないようで、名前というものは
雰囲気や関係さえ、左右してしまう力があります。
ぜひ素敵な名前や呼び名を考え、モノにプレゼントしてあげたなら
“ときめく”という本書のキーワードが、よりいっそう、引き立つ気がします。
こういうことはシンプルに、考えるだけでも楽しいもので、
そのうえ、自然とモノを大切にできるようになるので、皆さんにもおすすめです。
まとめ
モノとのご縁は、貴重で尊い出会いです。
あなたの部屋にやってきたことには意味があります。(本書より抜粋)
家の中を劇的に片付けると、人生や健康さえ変わってしまう。
これは誇張でも、キャッチコピーでもなく、真実だと実感します。
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“こんまり”さんは、今も「乙女の整理収納レッスン」を実施していて
予約は、3ヶ月先まで埋まっているそうです。
そしてリピーターは、ゼロだそうです。
その理由も、本書を読んでみて、よく分かりました。
もし、ご興味が湧きましたら、いちどぜひ手に取ってみてください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。