![](https://aeroporto-tokyo.com/blog2/wp-content/uploads/2021/06/戦国大名達.png)
こんにちは。
残念なことに、歴史の授業や勉強というのは、あまり面白くない事も、多いです。
ですが本来、日本史は・・いえ、世界史も含めて
毎回ワクワクして、次の授業が楽しみと言うくらい
誰もが好きになって、とうぜんな魅力を、秘めていると思います。
伝え方しだいで、歴史はゼッタイに面白い
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なお僕は中学時代、日本史の先生に恵まれ、歴史全般が、大好きになりました。
その先生の授業は、まいかい・・
・ものがたりを聞かせるような、語り口調
・いま生きていたら、どんな政治家になったか等のたとえ
・先生が、史跡の土地を旅した思い出や、体験談も交える
といった感じでした。もちろん、こんなに脱線していると、覚えるべき用語や出来事が
いちども触れられないまま“中間/期末テスト”というケースも、多かったのですが
みんな“楽しいもの”という意識が先に有り、言われなくても勝手に覚えたので
その先生のクラスは、他より平均点が高かったという事実も、ありました。
用語や人物名の暗記ばかり
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ただ一般的には、ひたすら用語や出来事や、人物名の暗記ばかりなのが、勉強。
たとえば
・荘園整理令は、三条天皇と醍醐天皇が出した。名前は同じだが違う
・歴代の執権北条の名前、みんな“時”ばっかりついて、覚えられない
・浄土宗は法然、浄土真宗は親鸞、時宗は一遍、臨済宗は・・
などなど。こうしたことを、ひたすらというのは、まあ楽しくはないです。
そうした、授業の内容じたい、僕がどうこう出来るわけでは、ありませんが・・
授業中に眠くなったり、勉強に飽きたときなど、日本史に楽しく触れられる
妄想として、ぜひ以下を、やってみてください。
妄想・大河ドラマを考えてみよう
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いま、学習中の時代から、1人を選んで
あなたが、その人物で大河ドラマを作るとしたら、どんな内容にするか?
ぜひ妄想してみて下さい。
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キャストは誰にしようかな?
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オープニングの音楽や、映像はどんな風に?
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どんなモノガタリにしようか・・
といった事を考え、可能なら、ノートに書いてみましょう。
もし授業がヒマであれば、何も頭に入らず、眠いより、ずっと良いです。
たとえば清少納言や紫式部が主役だったら、どの女優が、似合いそうでしょうか?
戦争がないので、展開的には、盛り上がりに欠けそうですが
和歌や文学の競い合いというのは、今までになく
そんなクライマックスがある作品というのも、斬新かも知れません。
女王ヒミコ〜永遠の邪馬台国〜
ちなみに以下、ぼくが考えてみた、妄想・大河ドラマを、書いてみたいと思います。
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最近の大河ドラマは、オリンピックや、渋沢栄一など、近代の舞台も、多いですが、
逆に、超・古代の人物が主役になるというのも、面白いのでは、ないでしょうか?
日本史上、記録が残るギリギリラインの人物卑弥呼は、妄想でなくとも
いつか本当に、主役になってほしいです。
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いまなおナゾに満ちた、日本の古代国家『ヤマタイ国』を治めた、女王。
よくあるイメージでは、威厳があって、神秘的な人物であり、
小説などでは、一人称が「わらわ」であるコトも多いですが・・
国の統治や、人間関係に悩んだり、優しさがあったり。
1人の人間として、いろいろな素顔が見える描写にしたら、濃い物語になりそうです。
また、ゲームやマンガでも、ファンが多い三国志。
その1つ「魏(ぎ)の国」とヤマタイ国は、濃いつながりが、ありました。
プロローグは魏の皇帝に、卑弥呼の使いが、謁見しているシーンが入ると、最高ですね。
その後、バーンと「女王・卑弥呼」のタイトルが登場!オープニング曲へ。
和楽器で、ミステリアスな雰囲気を出しつつ、途中、古代中国の風景や、武将達の姿も。
想像しただけで、胸がおどります。
アマテラス=ヒミコ?
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なお、日本の神話は“太陽の女神・アマテラス”が登場しますが、
ヒミコは、アマテラスではないかという説があります。
「ひみこ→日の巫女/御子」 ではないか・・という話ですね。
女性という共通点もあり、あながち、こじ付けだけではないような気も、してきます。
妄想・大河ドラマ『ヒミコ』では、エンディング後の解説で、
こうした説なども紹介しつつ『視聴者のあなたは、どう思いますか?』と
投げかけるのも、まったく新しい試みで、面白いですね。
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大友宗麟(おおとも・そうりん)~ドン・フランシスコ~
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まず大友宗麟とは、どういった人物なのか?
一文で表すなら、【九州の覇者候補だった、クリスチャン武将】
ドン・フランシスコは、洗礼名となります。
豊後の国(大分県)を拠点にしていた、戦国大名で、
最盛期は、6〜7ヶ国にも、支配が及んだとも言われる、巨大勢力なのですが、
人生の途中で、とつぜんクリスチャンになりました。
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もともと豊後の国は、古くから寺社が沢山あり、信仰の根強い土地でして、
宗麟という名前も、仏教が由来です。
なぜ、キリスト教を、信じるようになったのか?
彼は、説によっては、欲望まっしぐらな性格で、領土拡大の野望があった、とも言われる一方、
イエスを信じ、皆が平和に暮らせる“神の国”を作ろうとしたとも、言われています。
素顔がわからない武将で、
悪人なのか、善人なのか?
名君なのか、暗君なのか?
いろいろな描き方が、可能です。
彼の配下には、とてつもなく戦が強く、どんなコトがあっても忠義を尽くした
立花道雪(たちばな・どうせつ)という、名将もいまして
彼の大河登場だけでも、戦国ファン・・とくに大分県民は歓喜となり、
話題性も、バッチリです。
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戦国らしい、和風のオープニングで始まりながら、
途中には聖歌や、教会の鐘の音が、鳴り響き、
ラストは鎧姿で、ひざまずいて、祈りを捧げる宗麟。
かつてない、独特な雰囲気の、この大河は
ぜひ、見たくならないでしょうか?
風魔 小太郎(ふうま・こたろう)~伝説の忍者~
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風魔小太郎が活躍したのは、戦国時代。
いったい、どんな人物なのか?一文で表すのであれば、
【「北条氏」を影で支えた、忍者の頭目】です。
すでに名前からして、カッコいいうえ、肩書が忍者です!
この時点で、多くの人が、興味を惹かれそうですね。
なお風魔が仕えた北条氏は、最盛期は240万石と言われるまで
関東に勢力をひろげた、大大名の一族。
小田原城を拠点に、上杉謙信・武田信玄・織田信長といった猛将達と
いくども、戦います。
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ちなみに、この北条氏(戦国時代)は、地元の小田原市が
大河ドラマの主役にと、熱烈PRをしていたものの・・
惜しい所で、数世紀前の北条氏になってしまい(※2022年「鎌倉殿の13人」)
小田原市、落胆のニュースも、流れていました。
戦国の北条が題材でも、興味を惹かれますが、風魔小太郎を
主役とし、影ながら、あの手この手で、主君を支えるという、
忍者の視点から描いてみると、さらに面白そうです。
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忍者は、人数が多いわけでは、ないので、
いったい、どんな手段で、名武将たちに対抗していくのか?
苦悩したり、工夫したり、思わぬ展開があったりと、
おもしろい大河ドラマになること、請け合いです。
民の年貢を低くし、跡継ぎ争いが一度もなく、善政で名高い北条氏。
その主君を、影から支えて跳び回る、風魔小太郎のモノガタリ。
妄想とは言っていますが、いつか本当の実現を、熱望したいです。
まとめ
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以上、だいぶ好き勝手に、書いてしまいましたが、
『この人物が大河ドラマになったら、面白い』この妄想は、人物の数だけ
無限に作りつつ、膨らませることができます。
『じぶんが考えた大河ドラマ〇〇』といったタイトルで
SNSに投稿してみたり、友達と話題にしても、盛り上がります。
もし大勢の賛同を得られれば、いつかNHKの担当者も、心動かされるかも知れません。
いずれにしても、いかなる視点であれ、1人でも多くの方が
歴史を好きになり、親しんで頂けたら、とても嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。