今回は自然がいっぱい、歩きやすい、人が少ないと、3拍子そろった穴場を、ご紹介します。
ジブリアニメ「平成狸合戦ぽんぽこ」では、多摩丘陵に暮らすタヌキ達の自然に、
人間による開発が始まる、というストーリーが展開されますが・・
まさに、そのモチーフと言われる舞台の周辺、多摩ニュータウンの郊外。
人里と自然の境界に、この“小山田緑地”は存在しています。
はじめて知る方も大半だと思いますが、雰囲気がつたわりやすい様、
実際に撮った写真も多めに、載せました。
ぜひ、この場所の魅力が伝わったら、嬉しいです。
【位置】町田市と多摩市の間。新宿から電車で約40分。
【アクセス】小田急線・唐木田駅から徒歩7分/多摩センター駅から京王バスで約10分
○素敵ポイント
・アクセス良好。
・美しい自然と、変化に富んだおもしろい道。
・体力に自信がない方でも、ハイキングにぴったりの長さ。
・途中に一息つける場所が多数。トイレも有り。
○注意点
・途中、レストランや売店は無し。駅前で調達するか、お弁当の用意を。
・土の道なので、雨が降った翌日等は、ダートになる箇所もあり。
まずは「京王線/小田急線/多摩モノレール」
いずれかの路線で、「多摩センター駅」へ、向かいましょう。
今回のルートでは、最後にこの「多摩センター駅」に戻ってきます。
ここから、小田急線に乗って1駅。「唐木田駅」まで行きましょう。
↑上記マップのように、改札を出たら道路を左に。さきの信号を右折。
あとはずっと、直進。
そのまま道路をいくつか渡り、つき当たりに、入り口の階段があります。
ここから先は、木々に囲まれた自然でいっぱい。
鳥のさえずりも、たくさん聴こえます。
木漏れ日いっぱいの、気持ちいい道を進んで行きましょう。
前半はゴルフ場に沿った道を、進んで行きます。
途中、コース内を突っ切っきる場所も↓
ここならではの、ユニークなルートです。
畑、竹林、里山など、次々と、美しい風景があらわれ、楽しませてくれます。
ゴルフ場を超えると、視界が開けた「アサザ池」の広場があらわれます。
トイレもある、うれしい休憩スポット。
レジャーシートや、お弁当をひろげ、この場所でピクニックするのも良いですね。
アサザ池の周辺には、屋根がある休憩所も。
人影はなく、このときはニャンコが2匹、わが物顔で、くつろいでいました↓
縄張りにしているのか、近くに行っても、ぜんぜん逃げません^ ^
ここから先、コースの続きがどこなのか、ちょっと分かりにくいポイントです。
池のある広場へ入って行くと、左手奥に、
コースの続きとなる、階段があります。
途中には、2択の分かれ道が出現します。
しかしコレはどっちに行っても、大した距離の違いもなく、同じ道へ通じています。
今回は、吊り橋を渡る道を、チョイスしています。
橋を渡って、少し丘を登り進むと、やがて視界の先に、人里の風景が見えてきます。
自然にあふれた土の道から、いきなりポンと、ふつうの道路に出されます。
一瞬「ん?どっちに行けば?」と迷いますが。ここは左折。
丘から降りて来た方向へ、V字に折れるように、道路を進みましょう。
ほどなく「小山田緑地・本園」の正面入り口。
そして「サービスセンター」へ到着出来ます。
お疲れ様でした!
・・なお、帰路に着く前の注意点として、この先
駅へのバス停は徒歩10分程の場所にあり、日中は約1時間に一本。
本園を散策する等して、時間を調整すると、良いですね。
この本園だけでも、そうとうな広さの公園です。
いくつものエリアと、坂をのぼって最奥の丘には、展望の開けた、気持ちいい広場も。
帰路につくには、本園前の道を、今まで来た方向と反対に、道なりに歩くこと約10分。
そのうち通りの多い、道路にぶつかります。ここは渡らずに、そのまま右折。
直ぐ「扇橋」バス停があります。ここから、多摩センター駅まで帰りましょう。
体力に自信のある方なら、駅まで歩いて行くのも、無理な距離ではありません。
まとめ
以上、“小山田緑地”の雰囲気、伝わったでしょうか?
ふつうの観光案内では、あまり紹介されない、穴場スポットだと思います。
ちなみに今回のコース、直線距離で言うと(まったく休憩や、寄り道をしなければ)
1時間くらいで踏破できます。
もし途中で疲れ、帰路に着きたくなった時に、引き返しやすいのも良いですね。
ただ、紹介したメインルート以外にも、途中に様々な分かれ道や、
その先にも、立ち寄れるスポットが、散在しています。
のんびり、様々なところを巡れば、半日以上でも、過ごすことができます。
そして、何よりの魅力は「雑木林・ゴルフ場横断・畑・里山・竹林・水路や池・吊り橋」と、
景色が、じつに多彩な点です。
これほど豊かな景色が味わえるスポットは、なかなか他にありません。
天気のいい休日、気分をリフレッシュしたい日、
運動がてら、歩きたい日。ぜひ訪れてみて下さい!
・・最後に、当ブログでは他にも、東京近郊の癒しスポットを、紹介しています。
よければ、合わせてぜひご覧ください。
≫【非日常】一人でも行ける!東京近郊の癒しスポット“5選”【日帰り】
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。