【初めての方へ】おどろくほど多い介護職の種類【社福士が解説】

介護のお仕事と、一口に言っても
実は、おどろくほど種類が多いです。

同じ分野でも、サービスによって、まるでお仕事の内容が違うことも。
これから知る人は、間違いなく、迷うと思います。

そこで、この記事では、介護職は

・どういった種類があるのか?
・どんなお仕事をするのか?

この2点について、かいつまんで解説いたします。
あなたが、いま福祉職を検討しているならば、
きっと選択肢の、大きなヒントになると思います。

なお、この記事を書く、僕ですが・・
社会福祉士として7年ほど、高齢者の支援に携わっています。
新しい施設ができたと聞けば、よく見学にも行っていますので
あなたへ広い視点で、お話しできると思います。

介護職の種類

入所サービス

文字通り、基本的に利用者が、
生活の場として暮らす施設、

いわゆる老人ホームのイメージです。

大きく分けると、民間が運営する
『有料老人ホーム』(通称:有料)
『サービス付き高齢者住宅』(通称:サ高住/サ付き)

公的な色合いが濃い
『特別養護老人ホーム』(通称:特養)

に分かれます。民間は入居料が高めな分、サービスの形態が多様です。
バリアフリー構造であることは、ほぼ共通していますが・・

なかには億単位の料金で、フロントに豪華なシャンデリア
美容室や、レストランが付属の“有料”も。
介護スキルをアピールして入職したら、言葉づかいやマナーの方を
細かく指導され、驚いたという方もいます。

僕も見学に行った際、まさに高級ホテルの感覚、そのものでした。

イメージ

また、ある“サ高住”では、介護の必要がない、入居者ばかりで
お仕事は洗濯、配膳、掃除など、生活サービスだけのところも。

逆に“介護つき有料”では、
食事・トイレ・入浴の介助や
歩行を支えたり、車椅子を押すといった
バリバリの介護を、行う施設もあります。

『業務は、○○をします!』という断定でなく・・曖昧な表現で、すみませんが
それほどに、民間のサービスは多様ですので、入職を希望の際は、
よく勤務内容を、ご確認ください。

公的な資金も支える“特養”は、民間より入居料が安価
そのぶん入居は、ほぼ“介護が必要”な方に限られ
24時間体制で、常に見守りや介護を、行います。

建物の大きさ、方針など、それぞれ違いも、ありますが・・

リーダーのもと、チームを組んで、
介護を行うという点は、
特養に、共通して言える面となります。

通所サービス

デイサービスのイメージ

いわゆるデイサービスと、言われます。
地域で暮らす高齢者が『通って』受ける、サービスです。

介護認定を受けた方のみ、利用できます。
運営は、公的機関や民間会社など、さまざま

どの事業所も、自宅まで車が迎えに来ます。

利用者の特徴として、なにかしらのサポートがあれば
“自宅で生活でき”
“デイサービスで活動できる”
という面から、比較的、お元気な方が多い傾向です。

通う目的は、
運動リハビリ他者との交流ゲームで脳トレ
工作で趣味の機会、健康チェック入浴
・・などが多いです。

職員は、利用者が安全に活動できるように
サポート(介助や見守り)を行いつつ
楽しく、充実して過ごして頂ける、場作りをします。

こうした特徴から、介護も行う場面は、あるものの
レクリエーションを企画したり、
マイクを握って、進行役で場を盛り上げたり
そうした仕事も、多くを占めます。

なお上記はオーソドックスな、デイサービスの形でして
とくに、民間が運営する事業所においては
独自サービスや、ある目的に特化したところも多いです。

トレーニングマシンが並んでいる、運動特化デイ
ヨガを行ったり、マッサージも行うデイ
自宅で過ごす感覚の、民家デイ
・・などなど

なかには、仮想チップを使った、アミューズメントを提供する
カジノ型デイサービス(公的に認可されています)まで。

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その内容に応じて、
お仕事の内容も、介護を行う機会も
実に色とりどり
で、一括りにできません。

もし入職を希望の際は、ぜひ
勤務内容や特徴を、よくご確認ください。

また、下記の記事においても、デイサービスの
詳細に触れていますので、よければ合わせて、参考にしてください。

≫【未経験】デイサービスのお仕事内容や、特徴をかいせつ【パート】

在宅サービス

代表的なものは、いわゆるホームヘルパー(訪問介護)です。
高齢者の自宅に訪問し、介助や家事など、
利用者の暮らしが成り立つよう、支援を行います。

寝たきりで生活など、大きなサポートが必要な方には
ガッツリと、介護を行う事もありますが、

ちょっと足が悪い、持病があるなど・・
基本は、ご自身で生活できる、
そうした、比較的お元気な方へ、家事の一部を行うなど

様々な支援の内容があります。
基本的には、家事と介護を行うと
イメージして頂けたらと思います。

ほかの介護職と、大きく違うのは、
仕事場が、利用者の自宅という点でして

バリアフリーな家、そうでないお宅
昔ながらの民家、アパート、マンション・・
環境が大きく違うなか、お仕事を行います。

ほぼ終日、1人の状況で、お仕事を行うのも特徴です。
利用者の様子や、行ったことを、
リーダーや上司に報告して、1日を終えます。

ホームヘルパーに関しましては、下記の記事においても、
詳細に触れています。よければ合わせて、ご覧ください。

≫【未経験の方】訪問介護のお仕事に向いている人とは【社福士が解説】

介護の関連職

福祉用具の相談員/住宅改修

町中やデパートで、介護用品のお店
見かけたことは、ないでしょうか。

ホームヘルパーの項でも、触れましたが
自宅で生活する、高齢者の環境はさまざま。

生活で困難な部分を、福祉用具の使用や
住宅改修(介護保険で、費用を軽減)により

解決・軽減できる場合も、多くあります。
たとえば以下のような例です。

足腰が悪く、外出すると転ぶ危険がある

歩行器や、特殊形状のを、使用して頂く

足が悪く、お風呂場の浴槽をまたげない

適所に手すりを設置、掴まることで安全に

ベッドで起き上がるのがやっと、歩いてトイレに行けない

ベッド脇に、ポータブルトイレを設置

上記は、ホームヘルパーが介助し
行う方法も、考えられますが
自宅は施設と違い、つねに傍にいるわけではないです。

また本人の力で、出来る事はとても重要なので
実際に、とてもニーズは多いです。

まずケアマネージャーと共に、自宅を訪問
利用者の状況や希望、環境を見ながら相談し、

福祉用具のレンタル/購入
自宅の改修を行っていきます。

なおレンタルの場合(介護保険を適用)
継続的に、ケアマネージャと連携し、利用者と関わります。
そして定期訪問し、様子を伺ったり、相談なども行います。

ケアマネージャー

介護サービスの、いわばまとめ役とも言える存在です。

ここまでお話した、介護保険のサービスは
どんな分野であれ、必ず“ケアプラン”
内容に従って、サービスを行って行きます。

逆に、そこに書いてあること以外の支援を
勝手に行うことは、許されません。

ケアプランの作成を行うのが、ケアマネ―ジャーです。
利用者の元を訪れ、分析し、希望に耳をかたむけ
必要なサービス・支援を決定します。

また介護の支援が継続する限り、利用者の変化や、
各サービス事業所の報告から、方向性を決定。

介護について、広い視点を持っていなければならず、
資格も、一定の現場経験を経て、初めて受験できます。

【求人リサーチ/資格の取得方法】

正直、福祉分野のお仕事というのは

その種別も、資格もおどろくほど複雑です。

同じ業務でも事業所ごとに、給与に差があったり

同じ資格でも費用がかかる方法、無料・・

逆に、給付金がもらえる制度もあり、多種多様です。

当ブログにおいては、資格の取得については以下の記事にて

≫【初心者/経験者別】あなたの天職につながる、福祉系のおすすめ資格

職場探しに関しては、以下の記事にて触れています。

≫【無料】“介護職×天職”をみつける転職サービス【初めての方】

もし興味がありましたら、ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ(介護職の種類)

以上、介護職において代表的な5つ

・入所(老人ホーム)
・通所(デイサービス)
・在宅(ホームヘルパー)
・福祉用具/住宅改修
・ケアマネージャー

これらについて、解説させていただきました。
なお、もっと細かく、関連を分類しますと、
この他にも、多種多様なサービスや機関が存在します。

“介護職”と一口にいっても、ほんとうに種類が多く
お仕事の内容も違うのが、この分野です。

今あなたが、福祉職を検討されていましたら
独学で調べるのも、知識にはなりますが

正直、実際に見たり、聞いたりしないと
頭に入らない部分が、大半かと思います。

ぜひ可能であれば、施設を見学したり
専門の人に、ちょくせつ聞いたりすることを
おすすめします。

介護職への、理解やヒントのため
の記事の内容が、お役に立てていたら幸いです!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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