こんにちは、ハラッパと申します。
ヘルパー2級(旧)と、社会福祉士の資格を取得し
これまで訪問介護のケアプランも、5年ほど作成してきました。
しかし、ホームヘルパーというお仕事は、実際にふれてみないと

そもそも、何をするんだろう?

わかるようで、よく分からない
このように思われる方も、とても多いです。
そこで、この記事では
・実際どんなお仕事をするのか?
・メイドや家政婦と、なにがちがうのか?
・ケアマネージャーに、求められること
こうした点にフォーカスして、わかりやすく、解説させていただきます。
ホームヘルパーのお仕事内容

まず仕事の現場ですが、基本的に一般家庭を、訪問します。
また介護サービスを提供していない、サービス付き高齢者住宅へも、
住まいとみなし、支援におもむくケースがあります。
家事の支援

全体的には、お掃除を行うケースが、とても多いです。
このほか洗濯、買い物(付き添い/代行)、料理、お食事の準備(配膳)などを行います。
ちなみに調理は、自信がないと思われる方も、多いかもしれませんが
(僕もそうでした)採用の際、事業所に告げておけば
そうした支援のないサービスを、割り当ててもらえます。
メイドや家政婦とのちがい
どの支援も全ては、利用者の負担を減らし、より良き生活を送るため。
楽ができ、喜んでもらうためではないので、ご本人が出来る部分は、
むしろ率先して、行って頂きます。
例えば、足腰が悪い利用者が、いらっしゃった場合
掃除機がけや、トイレ・お風呂の掃除は困難です。
そうした部分はヘルパーが行い、しかしテーブルやキッチンの上は
お1人で可能という事であれば、身体の能力が衰えないためにも、利用者ご自身の手で。
健康や生活に、支障がないレベルの、衛生を保つことが目的なので
車の洗車、ペットのお世話、お庭の草むしりなども、行いません。
介護(身体援助)

こちらは、まさに介護のお仕事となります。要支援の、比較的お元気な方でなく
要介護の、生活上の動作が、困難な方が、対象となります。
具体的には、食事、トイレ(寝たきりであればオムツ交換)、入浴、自宅内の移動、ベッド上での姿勢変え、などをサポートします。
また全体的には少なめですが、通院のサポートという支援もあり、
病院への移動介助や、受診の手続きを行うといった、ケースもあります。
ケアマネージャーが求めること
上記のように、家事や介護を行うのが、ホームヘルパーですが、
もう1つ・・利用者を観察し、様子を知らせる、重要な役割があります。
ケアマネージャーは、緊急性や大きな変化がない限り
利用者を訪ねるのは、1ヶ月・・あるいは数ヶ月に1度。
その間、もっとも利用者を、身近に知るのは
ホームヘルパーということになります。

あれ?なんか最近、急に痩せられたような・・

話していると、日時の感覚に違和感が・・
僕自身も過去、そうした報告のおかげで
深刻な病気の予兆を察知し、防ぐことができたり
認知症の症状があることに、気づけたケースがありました。
もちろん、監視をするということでなく
何気ない会話や、自宅の様子などからですが・・
変化や違和感を、感じられた場合には
小さな気づきであっても、必ず報告して行きます。
職場探しの方法

いま、明確な事業所や、ツテがない状況であれば
転職の仲介サービスを利用するのが有益です。
アルバイトから正職員まで、紹介している求人が豊富であること、
無料で資格取得や、就職お祝い金などを、実施しているサイトも。
もし、ご興味のある方は、以下のページでご紹介していますので
良ければ合わせて、ぜひご覧ください。
まとめ

ホームヘルパーは基本、1人で支援を行う、お仕事ですが
つねにヘルパー事業所や、ケアマネージャーと、繋がっていますので
何かあれば、いつでも相談や、指示を仰ぐことができます。
また登録制の時短では、直行直帰ができるスタイルも多く
スキマ時間で、働きやすいのが特徴です。
それでいて、介護福祉士への、実務経験に算定されるなど
未来への、積み重ねにすることも、できます。
何より、利用者さんから直接「ありがとう」と、感謝を頂くことが多く
そんな時、とても人の役に立てている実感が、湧くお仕事です。
たとえ働く地域は違っても、1人でも多くの方が
福祉のお仕事に関わっていただけたら、嬉しく思います。
ここまで、お読み頂き、ありがとうございました。