
こんにちは、ハラッパです。
突然ですが、皆さんは子供のころ、ボードゲームをやったことは、あるでしょうか?
有名どころでは、タカラトミー(TAKARA TOMY)の発売する
『人生ゲーム』と『モノポリー』があります。
どちらも仮想の人生を舞台に、“お金をたくさん得た人が勝ち”というルール。
一見、同じようにも見えます。
でも、この2つ。実はまったく、似て非なるものです。
『人生ゲーム』は、その場の楽しみ以上のものは、ありません。
『モノポリー』は、やり込み、学んだことを、リアルに活かすことが出来たなら
本当の人生でも、お金持ちになれるかも知れません。

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

“金持ち父さん”を冠するシリーズは、たくさん出ていますが
この“クワドラント”は、1冊の中で、内容が完結していますので
他は、読んでいなくても、問題ありません。
また“改訂版”ということで、刊行した当時から変化した、時代の流れも加味し
加筆・修正された内容となっています。
【内容】
お金持ちが、さらにお金持ちになって行く仕組みと、その思考法

冒頭の人生ゲームと、モノポリーの違いですが
人生ゲームでは『現金』を貯めて行く“足し算”が大事で、運要素も大きいです
モノポリーは『現金』を『資産』に変え、そこで得た『現金』を、さらなる『資産』に。
倍々ゲームの“かけ算”でお金を増やすこと・・また他者との“交渉”が鍵になります。
この本においては、まさに、このモノポリー的な視点で、
リアルの人生においても、お金を“かけ算”的に増やせる仕組み、
そして、お金持ちが、さらなるお金持ちとなって行く、
その理由が、書かれています。
【読んで得られる内容】
①人生の大局を決め、努力の方向を、間違わない方法がわかる。
②お金持ちになるのを“邪魔する”思考を、突破するヒントがわかる。

なお、“楽をして稼げる”といった、“裏技”的なことは、書かれておらず
しかるべき勉強と、行動が必要だと、説かれています。
しかし、どれも
学校も周囲の大人も、教えてくれない内容であり
一般的には「そんな事はするな」とさえ、言われる道筋が、書かれています。
通常、そこで方向転換してしまうと、お金持ちへの道は、閉ざされてしまいます。
何を勉強し、どこを目指していくべきか、
その方向性を、本書では教えてもらえます。
経済的自由を得るために

お金持ちになるために勉強と行動は、不可欠ですが
ひとたび収益が入りつづける仕組みを、築いてしまえば、
時間とお金の自由が、手に入る立場に、到達できます。
むしろ、自身が必死で働き続けなければ、稼げない状況には限界があり
あなたがいなくても、回り続けるのが理想だと、説かれています。
この点も、「一生がんばって働き続け、自由になるのは定年後」という
一般的な常識とは、かなり違う部分です。
お年玉に債権を

僕は本書を読み、つぎのお正月には
親戚の子供への、お年玉を“株”の形で、あげようと思いました。
証券口座は親の同意があれば、何才でも開設できます。
小さいうちから、
“世の中には星の数ほど、たくさん会社や仕事がある”という事実。
そして、社会の仕組みを、体感して欲しいと思うからです。
きっと将来の視野や、価値観の広がりにも繋がる、お年玉になります。
「いつか、大人になったら分かるよ!」
「〇〇君には、まだ早いな~」
・・と言うのではなく。
いつか飛び込む世界のルールを、しっかりと教えることが
本当に大事だと、気付きました。
小学生の後半くらいなら、ちゃんと理解することが、出来ると思います。
これは本に書かれていたのでなく、個人的に考えた事ですが
内容に大きく影響され、そのように考えました。

まとめ
以前、中田敦彦さんも、YouTubeでこの本を
「みじめな人生か、豊かに暮らせるか、それを叩きつけられた!」
と絶賛していましたが、
IT技術が革新を続け、とてつもないスピードで、世の中が変わるなか、
またコロナ禍が世界を覆い、勤め先が絶対の安泰とは、言えなくなくなった今、
図らずも、この本は時代の流れに、ピッタリな内容になったと感じます。
お金は、人生のすべてではないです。
でも、あきらかに人生の大局を、左右します。
この記事を読み、もし興味がわきましたら、ぜひ読んでみて下さい。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
