初心者におすすめの介護系資格とは?【社会福祉士が解説】


福祉系のお仕事というのは、仕事の種類も資格も、おどろくほど多くて複雑です。

未経験の私でも、取得できるのかな?

せっかく取るなら、自分に合っている仕事がいいな。


きっと、あなたもこの様な疑問に、道しるべが欲しいところかと思います。
そこで、この記事では、おもに介護関連の資格に関し

・受験できる人の条件
・資格者のお仕事イメージ
・どうやって取得すればいいのか?

こうした点について、かみくだいてお話させていただきます。

なお、この解説をする僕は社会福祉士として、地域包括支援センターで、
7年ほど勤めている経験があります。
いずれの資格も、じっさいに見知って、ご紹介しますので、
よりリアルな視点で、お伝えできるのではないかと思います。

経験ナシでも取れる資格

福祉関連の資格は「介護職〇年の経験」など、そもそも取得する前に、前提条件が

課されているものが多いです。そこで、そうした経歴が必要なく、未経験からでも、

取得可能な資格を、以下でご紹介します。

福祉用具専門相談員

福祉用具のプロフェッショナルとして、販売・レンタル・運搬・設置などを行います。 住宅の環境や、利用者の身体能力などから、どのような福祉用具が適切か判断します。 介護保険を利用したレンタルサービスにおいては、ケアマネージャーと共に利用者のお宅を訪問します。相談や話し合いを経て、継続的に利用者を支援して行きます。

【お仕事のイメージ】
勤め先は福祉用具を取り扱う会社で、民間の場合も多いです。また道具を運ぶ場面が多いお仕事柄、自動車免許の保持が、必須とされるケースが多いです。そして用具の知識のみならず、利用者の気持ちを汲みつつ、様々な観察眼を磨いていくと、ケアマネージャーに信頼されやすいです。例えば足が悪く、本当は必要ながらプライドから「歩行器なんか使いたくない」と拒否される方も、いらっしゃいます。そのようなときはムリに勧めず、ご本人のお気持ちを汲んだうえで、信頼を得て行ける相談方法を模索して行きます。なお、ちょくせつ介護を行うことはありません。

取得方法

都道府県で指定された研修機関、具体的には福祉系のスクール等で
約50時間の講習を受けることで、取得する事ができます。

介護事務士

相当する資格としては「介護事務管理士」「介護事務士」などがあります。名称はちがいますが、どれが優れているといった優劣はありません。介護保険のサービスを行う法人の裏方として、収支に直結する請求業務を行います。

【お仕事のイメージ】
介護保険の制度を理解し「私の事業所は、間違いなく介護サービスを提供しました。」と、国の機関へ報告する業務を行います。ほぼ大半の法人で専用ソフトがあり、パソコンにて行います。また介護事務だけでなく、受付・電話対応・職員のシフト表作りなど、通常の事務員を兼ねるケースも多く、縁の下の力持ちといった存在です。ちょくせつ介護を行う場面は、ほぼ有りません。

取得方法

所定の試験に合格すると、肩書きを得られます。学習に要する期間は、3~4か月ほどが一般的です。

なお、介護事務の資格にご興味のある方は、ぜひ以下の記事を参考にして下さい。        

≫介護事務の取得方法とは?どんな人が求められるのか。

介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)

介護のお仕事をする際には、まず取得しておきたい資格です。介護職のスキルのみならず、理念も理解している証となる肩書きで、無資格の状態とは信頼感に大きな差が生じます。活躍の場は、介護関連の職場すべて。公的・民間とも多様な事業所で、求人ニーズが存在します。

【お仕事のイメージ】
施設でなく、地域の家庭を訪問してサービスを提供する場合がほとんどです。ちょくせつ介護を行うこともありますが、掃除や洗濯などの家事支援も、少なくありません。そのため主婦業のかたわら、登録制のホームヘルパーをされている方も、多くいらっしゃいます。ただ作業を行うだけでなく、細かい点に気が付き、利用者の体調や暮らしについて、変化に気付ける観察眼も大切です。

取得方法

所定の機関が実施する、約130時間のカリキュラムを受講し、修了試験に合格する事で、肩書きを得ます。

講座は福祉系スクール等が実施しており、基本は有料です。しかし中には転職の相談と共に、無料で資格取得を

させて貰えるサービスもあり、そうした制度を利用するのも、1つの手です。

取得方法のリサーチについて

ここまで、お伝えした『介護事務士』『福祉用具専門相談員』『介護職員初任者研修』 の3資格は、様々な機関が取得のための、講座を行っています。

詳細は、WEBでもリサーチできますが、手元にアナログのパンフレットがある方が、見比べやすいと言えます。 以下の専門サイトは、そうした資料をまとめて取り寄せることができて便利です。

無料でもあり、とくに急ぎでない方は、取り寄せてゆっくり検討してみるのも良いでしょう。

≫【医療・介護の資料「シカトル」】公式ホームページ

相談職と介護のプロフェッショナル

以下の資格は、受験の前提条件として、所定の福祉職経験などが課されます。

初心者の方は「こういったスキルアップの道があるんだ」と、将来の参考にして頂けたらと思います。

社会福祉士

横文字でソーシャル・ワーカー。欧米等ではメジャーですが、日本では比較的、新しい専門職です。領域はきわめて広く、およそ福祉と名のつく、すべてで『困っている人の、相談に乗る』ことが役目です。カウンセラーとの違いは、制度や社会資源を駆使して、支援する点です。利用者に信頼され、心を開いてもらうため、つねに相談技術を磨き続けます。

介護福祉士

介護職のプロフェッショナルとして、介助のスキルのみならず、現場や事業所のリーダー的存在となることも、想定されています。活躍する職場は、介護関連サービス全般です。高齢者の支援というイメージが強いですが、障害者支援施設で、働かれている方もいます。 なお介護福祉士として、5年以上の経験を積み、所定の講義を受けると、上位資格である「認定介護福祉士」の要件を満たします。

ケアマネージャー

介護保険の制度は複雑で、いっぱんの方には何をどう利用すれば良いか、分かりにくいです。そこで利用者の悩みを聞き、適切な介護サービスへと結びつけます。ケアプランを作成するほか、つねに全体の状況を把握し、支援のかじ取りを行います。各サービスの事業所も、支援の過程で悩みごとや、事態の変化が生じた場合は、ケアマネージャーに連絡し、先の方向性を相談します。

転職エージェントの利用について

福祉の転職サービスには、求人の紹介と合わせ、資格取得のサポートを行っている所があります。『介護職員初任者研修』『介護福祉士』など、つうじょう数万の費用がかかるものの、それを無料で取得させてもらえるサービスも存在します。

福祉・介護職への転職を視野に入れる方は、ぜひ以下の記事も参考に、ご覧になってみて下さい。

≫介護の転職エージェントおすすめ!社会福祉士が紹介

まとめ【初心者におすすめの介護系資格】

以上、取得に前提条件があるものと、そうでない資格も含め

介護・福祉系のおすすめ資格を、お伝えさせて頂きました。

選択肢は様々ですが、やはり最終的に大切なのは
そのお仕事が好きになれるか、継続できるかという点かと思います。

これは飛び込んでみなければ、分からない部分も多く、
そこで天職を見つる人もいれば、逆に合わず、別の方向を目指す方もいて、当然かと思います。

いずれにしても、いま将来について考えるあなたへ、この記事が1つのヒントとなっていたら嬉しいです。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

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