【回避法も?】介護職がきついと言われる、大きな2点【未経験の方】

よく巷で、介護職はつらい仕事と、言われます。
実際、どうなのかという事に加え、
この記事では、

・具体的にきついのは、どういう部分?
・上記の部分を、回避できる方法は?

そうした内容について、お話させて頂きます。

なお、この記事を書かせて頂く、僕ですが・・
介護の現場経験、社会福祉士の経歴を合わせ
トータル7年ほど、お仕事をさせて頂いています。

今回のテーマについて、広くリアルな視点で
お伝えできると思います。

【業種により、違うお仕事】

まず大前提としまして
おなじ『介護職』と言いましても
サービス業種が異なると、お仕事がかなり、違います。

まず以下の区分けを、把握して頂けたらと、思います
大まかに分けますと・・

①在宅←自宅で暮らす、お年寄りを訪問して支援
②通所←自宅から、通ってもらいサービスを提供
③入所←施設に入居し暮らす。24時間体製で介護

①在宅の代表サービスは、ホームヘルパーです。

介護も行いますが、家の掃除や買い物など、家事支援もあります。

②通所の代表サービスは、デイサービスです。

自立度の高い、利用者が多い傾向で、介護も行いますが、

運動やレクリエーション等、独自サービスも多いです。

③入所は、いわゆる老人ホーム(特養など)です。

介護度の高い利用者が多く、介護がメインのお仕事になります。

介護職のきついところ

【排泄介助について】

世間いっぱんの基準では・・介助する方も、される方も
もっとも、デリケートな部分かと、思います。

きっと家族でさえ、トイレの中に付き添い
下の世話をする機会は、まず無いです。

しかし、食事とともに、生きる上で不可欠。
そして健康をも、大きく左右する事です。
介護の、かなり大きい部分を、占めると感じます。

具体的な、支援としましては・・
自力で歩けない方の、オムツ交換。

サポートがあれば動ける方は、トイレに誘導し
パンツの上げ下げや、お尻を拭いたりする等の、
お手伝いを、することも。

また自力でトイレに行け、オムツも未使用なものの
行くのが間に合わなくて、失禁されてしまう方もいます。

そんな時は

ご本人も、恥ずかしい気持ちでいっぱいになったり
罪悪感を抱えてしまう方も。
そうした気持ちを察した上で、配慮しつつ
汚れた下着などを、交換するケースも、少なくありません。

また毎日の、便や尿の状態を記録し
どんな食事や、お薬を飲んで頂くか
健康の重要な、パラメーターにする事も多いです。

これらは介護職で、慣れている方には
「え?いつも当たり前に、やっていますよ?」
と言えてしまうものですが・・

抵抗を感じる方には、かなり厳しく思える部分です。

現実として、いぜん介護の資格を取得する際も
仲間の何人かは、こうした事実を実習で経験し
「正直ムリ」と、話していた人もいました。

しかし排泄介助は『入所』サービスでは、ほぼ必須です。

なお『通所』のデイサービスでも、

介護度の高い利用者が、多い所などで、行います。

しかし介護度の低い(自立に近い)利用者が、多いデイサービスでは、
大半の方が、自力でトイレに行き、

サポートが必要なし(見守りのみ)といった、場合もあります。

とくに最近は介護予防の観点から、運動プログラムがメインの
事業所も増えていまして

こうしたデイサービスは、当然それなりに本人が動けないと、利用できません。
そうした所で働く際には、排泄介助をする機会は、ほぼない事もあります。

また『在宅』のホームヘルパーでは、自宅でのトイレ介助も、あります。
しかし、一軒のお宅に訪問している時間や、介護度の高い方の割合も限られ

排泄介助の機会は、全体的には少なめになります。
これは事業所が各ヘルパーさんに、どのような支援を
割り振るかにも、よりまして。

家事が得意なヘルパーさんなどは、
それを専門にして、体に触れる介護自体に
ほとんど携わらず、お仕事されている方もいます。


以上、どうしても排泄介助は避けたい、という方は
上記のようにサービスを絞った場合、ほぼ向き合う事なく
お仕事をする道も、あります。

『下の世話なんて、する方も、される方も嫌だ』
正直、かくいう僕自身も昔は、
そうした感覚はありました。

誰しも抱いて、当然だと思います。

ただ、ひとこと個人的な見解を、お話しますと
人は、慣れるものでして・・
とくに仕事モードに入ると、意外と大丈夫になる方も多いです。

また介護する側も、される側も、
「恥ずかしい」「嫌だ」という、距離感を越えた先に
他の仕事では、絶対に得られない関係

「この人が担当でよかった」「この利用者を、担当できてよかった」
そうした・・ときに、家族以上の信頼関係が、やり甲斐で、
天職とされている方も、大勢います。

回避も出来ますが、是非いちど向き合った上で
やっぱり無理であれば、そのときは仕方がないというのも
1つかと思います。

気疲れする(人間関係)

①利用者に対して

排泄介助の項でも触れましたが、
最初は「人の助けなんか、借りたくない」
それが本音の方も、少なくありません。

とくに年配の方は、幼少の頃から「自立しなさい」と
育てられた方も多く、本当に、無理のない想いかと思います。

本来は必要ながら、介護を拒否する方も。

ご本人の想いも尊重しつつ、必要な支援は行う。
難しい面ですが、よくあるケースでもあります。

②介護職の仲間に対して

福祉職の、大きな特徴ですが
なにを、どのように支援するか?
非常にケースバイケースです。

介護職同士で、意見が食い違うことも
たとえば・・

1人は善意に満ち、どんな事でも率先して、
困っていたら、すぐ介護して利用者を支えたい
そんな気持ちで、いっぱい・・

しかし、もう1人は、本人の自立が大切で
ある動作は手を出さず、最後まで見守る方がいい
そうした見方があるなか

時間は限られていて、ゆっくり見守っていては
他の仕事が、押してしまうというケースも・・

どういった方針で、接するか
どちらも善意で、どちらも理がある
想いが強いゆえの、食い違いも起こり得ます。

このように、人同士の距離が極めて近いため
利用者や、仲間同士での気遣いが
きついと言われる、所以にもなっています。

なお、気を遣うのは、どの分野でも共通ですが・・
入所サービスにおいては、24時間体制が基本で
常にチームで動くため、この傾向は強めです

ホームヘルパーに関しては、1人で動く場面が多く
もちろん訪問先や、サービスへの気遣いは必要ですが
他職種にくらべると、同僚への配慮で、疲れるケースは少なめです。

デイサービスは、事業所のサービスにより
介護がメインか、レクリエーションや運動がメインか
その内容によって、大きく異なるケースが多いです。

これら気疲れをしてしまう、大変さですが
『乗り越えられるので、大丈夫です』・・と、安易に言うつもりはなく
合わなければ、本当に合わないことも、あると思います。

どうしても相性や、方針は様々ですので
そのときは辞め、次の職を探した方が、良い場合もあります。

合うひとには天職に

ここまで、おもにネガティブな点にフォーカスしましたが

しかし一つ、付け加えますと・・

排泄介助に慣れるかはともかく、人間関係の相性は

福祉業界に限らず、どのお仕事でも共通することです。

なかには、外部から視察が絶えない、素晴らしい事業所もあります。

新しい方が成長できるよう、広い視点を持てるよう
いつでも忌憚なく意見を出し合い、高みを目指せるように
素晴らしいリーダーと、チームを持つ職場も、あります。


このメンバーだからこそ!
そうした職場に出会えたとき、仕事でありながら、
あなたの人生において、大きな居場所の1つに。
人間として、深く、大きく成長できると思います。

もし、あなたの周りで、介護職歴の長い方がいたら
ぜひ「どうして、続けているんですか?」と、聞いてみてください。
きっと「この仕事が、仲間や利用者が、好きだから」そうした答えが、返ってくると思います。

これは本音ですが、おそらく皆・・
介護の作業自体を、やりたくて続けているわけでなく
利用者の存在が大切、このチームだからこそ、やっている。
それが真実のように思います。

ステップアップの道は多数

なお介護現場で、経験を積むことは
先々、ケアマネージャーや社会福祉士となる道や

福祉の用具を扱うサービスや、配食サービスなど
様々な関連業種にも、活かす事ができます。

資格や、関連サービスについては、以下の記事も合わせてご覧ください。

≫【初心者/経験者別】あなたの天職につながる、福祉系のおすすめ資格

これから日本全体は、人口が減少します。

しかし逆に、65歳以上の人口は増加が続きます。

このさきもニーズは絶えず、新しいサービスも生み出されます。

もし介護や、福祉職に興味が湧きましたら
あらためて業界の将来、そして求人については、以下の記事でも触れています。
よければ、ぜひ参考にして下さい。

≫【無料】“介護職×天職”をみつける転職サービス【初めての方】

まとめ

以上、介護職の大変さにフォーカスし
その代表的な2点を、本音の部分で
書かせて頂きました。

ホームヘルパーや、デイサービスの業務内容しだいでは、

排泄介助を回避したり、職場の人間関係を避けることも出来ます。

しかし、下のお世話は、仕事モードに入れば、慣れるものですし、

むしろ素晴らしいチームの、事業所もあることを、お伝えしたいです。

そして・・若干ポジショントークにも、聞こえるかも知れませんが
人間として深く、大きく成長できる。

誰にでも、胸を張れるのが、福祉のお仕事です。

この記事が、ひとつ介護職を知る、ヒントとなっていたら幸いです。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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