
給与が高く、ニーズも引く手あまた
スキル次第では、フリーランスの道も目指せる
IT業界。
いま、あなたも転職を目指し
やるべきことを、模索されていると思います。
この記事では
・資格があると有利なケース
・取得していても、効果が薄いケース
・採用側が、欲しがる人材
こうした点にフォーカスし、書かせて頂いています。
資格の一覧や、紹介については、触れていませんので
ご了承ください。
なお、この記事をかく僕ですが
30代・未経験から、プログラミングの資格を取得。
実際に、アルバイト・正社員とも就活を行いました。
現在は、ITエンジニア仲間と起業しています。
成功や失敗、さんざん遠回りしてしまいましたが
そのぶん、広くリアルな視点で、お伝えできると思います。
強力なアドバンテージとなるケース

関連の資格を取得すると、大きく効果的なのは
①採用の基準に明記されている
②アルバイト職の場合
上記の2点となります。
①は、とくにインフラ領域を手がける
ITエンジニア職で、多いのですが
見合った資格の、肩書きを得ていると
とうぜん、重要視されます。
しかし中途採用のケースにおいて
新卒や若手と、競わなければならない場合
プラス実務経験が無いと、厳しいこともあります。
②の、アルバイトのプログラマー求人に応募する際も
資格は重要視されます。
僕自身、色々な求人に、歓迎された経験があります。
バイト職の特徴は、わりと勤務形態が自由で
かつ、専門性の高くない作業を
担当することが多いです。
先輩が教える際も、基礎が分かっていると
とても話も早く、即戦力に近いので、ありがたく思われます。
自身のペースで、コードを打ち
好きなときに、コーヒーを飲み・・
自由で良い環境の、アルバイトでしたが
プログラミングスキルの成長や、実績面では
伸びが少ないという一面は、否めません。
また時給は、他のバイト職より高めですが
全体的な収入は、正職に遠く及ばないケースがほとんどです。
資格だけでは通用しないケース

率直なところ、とくに中途採用において、
IT業界で最重視されるのは、実務経験。
①正職員として、ITエンジニアを目指したい
②採用条件に、資格の推奨がない
上記の場合、資格を取得しているというだけでは
正直、あまり決定打にはなりません。
もちろん一定の基礎知識や、熱意の証明にはなります。
しかしプラスα、いったい何かあるのか・・といった面こそ、注視されます。
具体的には
・実際に、どんなプログラムを作れるのか?
・上記をどうやって、作ったのか?
そうした事実の方が、はるかに注視されます。
僕自身も過去、資格の肩書きは、コーダーのアルバイトでは歓迎されましたが
正職員の選考においては、それだけでは、まるで通用せず
ほぼ書類選考の時点で、アウトでした。
やはり、本格的にプロとなる道は、決して甘くありませんでした。
たとえば資格だけでは・・というイメージとして、あなたが家を建てたいと思った時

①建築学校を出たばかりの新人/資格はあるが経験なし
②「建築士です、〇〇マンションを設計しました」
どちらの人に、依頼したいと思うでしょうか?
また別のイメージで・・もしマッサージ店の、オーナーが、新たな人を雇うとき

①「資格は持っていますが、まだ実際にやったコトはありません」
②「7年ほど〇〇整体院で、働いていました」
どちらを採用したいと、思うでしょうか?
考えてみると当然なのですが・・なかなか、実感しにくいものですね。
正職員の中途採用においては、資格だけでは、キビシイ現実があります。
採用の決定打になるものは?
【若さ】
もし今、あなたが新卒か、20代前半であり
そして、本気でプログラミングで、手に職をつけたい意思があれば。
もし未経験であっても、若さは、強力な武器になります。
「将来の成長性」を注目され、もし未経験から、正職員への応募であったとしても
企業によっては、1から学ぶ環境を用意したうえで
採用されるケースも、少なくありません。
【作品・問題解決能力】

作品は通称、ポートフォリオと呼ばれ
実力を測る、おおきな指標となります。
ホームページ、アプリ、ゲーム、独自プログラム・・
なんであれ、あなたが完成させたプログラムは、立派な作品です。
また、それらを作り上げた過程、とくに失敗談・・
「あれ?うまくいかない!」「うわ、すごく効率悪いことしてた!」
となった部分こそが、むしろ重要です。
・そこから、どう対処したのか?
・どう変えていったのか?
この一連が、とてつもなく大事でして
IT業界の仕事は、いずれも試行錯誤の連続なので、
問題解決の資質が、見られるからです。
正直、壁にぶつかっているときは、シンドイです。
しかし、試行錯誤で苦しい思いも、地道なくり返しも、
就活時においては、その経験を、大きなアピールへと変換できます。
プログラミングスクールについて

「若さ」以外の、要素・・採用者の目をひく、作品やスキル。
これは独学でも、不可能ではないと思いますが、
正直1人だけでは、そうとうハードだと感じます。
具体的には、情報の多さに、迷子になってしまったり
行き詰まった際、多くの方が、モチベーションが続かないといったコトがあり
それが、様々なプログラミングスクールが、存在する理由でもあります。
もし、そうした選択肢も視野に入れる方は、以下の記事において、詳細を解説しています。
また、げんざい資金の捻出などが、きびしい方は
無料のプログラミングスクールについて
利用の条件や、注意点もふくめ、下記で解説しています。
ご興味があれば、あわせてご覧ください。
≫おすすめの無料プログラミングスクールと、注意点を現役が解説!
まとめ(IT業界への転職と資格)

【資格が効果的】
・採用基準に明記されている
・アルバイト職の場合
【資格だけでは通用しない】
・未経験かつ、20代後半以降
・正職員の求人で、資格が推奨されていない
【採用を左右する決定打】
・作品(ポートフォリオ)と、問題解決能力
・実務経験
以上、過去に僕自身が体験し、リサーチした内容をもとに、
書かせていただきました。
なお資格という目標があると、モチベーションがあがりますし、
肩書を得られると、うれしいです。
そして同じ試験をパスしてきた知り合いと、話も、盛り上がったりします。
しかし、とうぜん合格までには、多大な時間と労力が必要です。
プログラミングで、手に職をつけ、稼ぐのが最優先という方は
貴重な勉強時間を、なんとなくの資格習得ではなく、
実際の就職を見越した、スキル習得に振り向けた方が、はるかに近道だと感じます。
いま、あなたが先々の方向を模索中でしたら
この記事が、1つのヒントとなれば、嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。