【初めての方へ】介護福祉士の将来性と、未来の道【キャリアアップ】

こんにちは。社会福祉士のハラッパ(本名:原田幸大)と申します。

この記事は、これから初めて、介護のお仕事を検討する方へ

以下のような点について、お話していきます。

よくある、心配面としましては・・

体力が必要で、若いうちしかできない仕事では?
・そのうち全部ロボットになり、手に職をつけても、失職のおそれも?

また現場で経験を積んだ先、将来の展望について

・福祉関連職でステップアップするには、どんな道が?
・他業界で、介護現場のキャリアを活かせる道は?

なお、この記事を書いている僕ですが、介護現場と社会福祉士の経歴が合わせて8年ほど。

福祉業界では通称『包括』と呼ばれる場所で、お仕事をしています。

今までの実体験をもとに、お話させて頂きたいと思います。

体力が必要で、若いうちしかできない?

“体力が必要”に関しては、答えはYESです。

介護の、どの現場においても身体を動かすのが基本でして。

仕事仲間との連携、利用者の要望への気遣いも、必要になってきますし

緊急時(ケガや急変時など)には、しかるべき対応を、しなければいけません。

よって体調に関しては、つねに整えておく必要があります。

『若くないと出来ないか』についてですが、正直、歳を重ねた方のほうが

体力面で“一定の不利さ”は有るとは思います。

ただ、決定的というわけではなく、

40代・50代で活躍されている、介護士の方は、大勢いらっしゃいます。

その理由なのですが、若く経験が浅いうちは

介助で身体を持ち上げたり、移動させたりを、力技でやってしまう事も多いのですが

経験を積むと、介助される利用者との、阿吽の呼吸というものがありまして、

そうしたコツを掴んだり、“ボディメカニクス”の技術を身に付けることで

驚くほど、力を使わない介助が、できるようになります。

僕の働いていた特養では、60代の介護ワーカーの方もいたのですが・・

小柄な女性ながら、ベッドから車いすに、ひょいっと移動させてしまう技は

まるで、魔法か何かのようでした。

また同じ福祉職と言っても、要件を満たし、ケアマネージャーや社会福祉士など、

先々、ケアプランの作成や、サービス提供責任者など、

業務の統括や、調整のお仕事に移行した場合、

直接に介助をする場面は、ほぼ無くなります。

永きにわたって、介護の現場は厳しいという方も、

そうした選択肢が、視野に入れられます。

将来、ロボットに取って代わられる?

正直、よほどの未来となれば、分かりませんが・・

少なくとも50年・100年のスパンで言えば

取って変わられ、人間の介護士が必要なくなる可能性は“NO”です。

その論拠としましては、たとえば食事介助において・・

ロボットが利用者の食べるペースや、飲み込む力を見ながら

適切な量を、本人が食べやすい角度で、むせないように口に運べるでしょうか?

施設などで、とつぜん「もう帰りたいのだけど!」と、主張し始めた利用者の方に

その心情を汲んで、お話や説得が、ロボットにできるでしょうか?

「何となく元気がないな」「いつもと、なにか違うような」そうした様子を、察知して

看護師や、リーダーや仲間に、適切に伝えられるでしょうか?

そうした点を考えるとき、とてもではないですが、人間でなければ勤まらない内容が、

あまりに多いのが、現状です。

ただ、まったく機械やAIが導入されないということではなく、むしろ部分的な作業や

福祉用具等に関しては、どんどん革新されて行く可能性が高いです。

しかし介護士にとって負担の大きい作業は、むしろ良い技術が生まれ、

楽になった方が良いので、これは歓迎すべきことだと感じます。

機会があれば、ぜひ“福祉用具機器展”などに、足を運んでみてください。

驚くほど、様々な道具やアイディアが、日進月歩で生まれていることが、感じられると思います。

技術の発展は、介護士の仕事を奪うのではなく、より良い仕事環境に繋がります。

福祉関連の資格とステップアップについて

多くの方は、まず登竜門ともいわれる“介護職員初任者研修”(旧ヘルパー2級)の取得を目指し

3年間働いて要件を満たした後、国家資格の介護福祉士を取得して

ステップアップされる方が多いです。

そして介護の現場にやり甲斐を感じ、ずっと何歳になっても続けられる方、

または、現場の経験を活かし、新たな資格取得や、違った職場で活躍される方も

大勢いらっしゃいます。その枝分かれは、実に多種多様です。

以下、実際に多い流れの一例を、ご紹介します。

【ケアマネージャーを取得】
ケアプラン作成や、事業所と利用者間の調整など、多岐にわたって活躍

【社会福祉士を取得】
様々な事業所で、相談支援業務。また要支援者のケアプラン作成(地域包括支援センター)等

【福祉用具専門相談員を取得】
福祉用具を扱うスペシャリストとして、関連企業や法人、店舗などに勤務

ービス提供責任者に就く】(※通称:サ責。資格ではありません)
訪問介護事業所の中心となり、ケアマネ・利用者・ヘルパー間の調整や、計画の立案

【自身で、福祉関連事業の起業をする】
独立し、ご自身や仲間と共に、新たな事業を立ち上げる方も、少なくありません。

なお福祉職の資格については、以下の記事にて解説させていただいています。

もし、ご興味がありましたら、ぜひ合わせてお読みください。

≫【初心者/経験者別】あなたの天職につながる、福祉系のおすすめ資格

介護の現場経験を活かした、他業種への転職

高齢化率が世界一の日本において、介護や福祉関連が、元々の本業ではなかったものの

様々なニーズに応じて、関連サービスを手掛ける企業が増えてきています。

介護の現場経験を活かし、そうした会社に転職し、活躍されている方も数多くいらっしゃいます。

以下、一例をご紹介します。

【不動産関連の会社に勤務】
介護保険の住宅改修を担当、また高齢者のニーズに合わせた、住まいの提案や相談で活躍

【機器メーカーや、IT関連企業に勤務】
高齢化社会の課題解決、福祉事業所・介護者の負担軽減の、システム作り等に経験を活かす

【食品会社や、配食サービス企業に勤務】
介護食の開発や販売、また高齢者の生活ニーズに合わせた、配食サービスの提供に活かす

以上のように、介護現場の経験は、他業種においても多様に活かされています。

逆に言えば、利用者のニーズや、介護の実際を知らずに作られるサービスや、

商品は、とても希薄なものになってしまいます。

日本は世界一の超高齢化社会のため、

この先、さらに新しいニーズやサービスの登場も考えられます。

そうしたとき、介護の現場経験の有無は、とても大きな鍵を握るのは、間違いありません。

給付金を貰い、資格取得できる制度【ハローワーク】

もし今あなたが、未経験・無資格で、かつフリーターや無職等で、雇用保険に未加入。

失業手当を貰えない状況でしたら、以下の制度の利用をお勧めします。

該当しない方は、こちらのパートは、飛ばして読んで頂ければと思います。

“ハローワーク”の“求職者支援制度”

所定の条件や、適性の審査はあるものの、認められれば

10万円の支援金(用途の指定や、返却の必要なし)と、資格取得の為の講義を無料で受け

“介護職員初任者研修”(旧ヘルパー2級)の資格取得が、可能です。

かくいう僕自身、2011年にこの制度を利用し、ヘルパー2級を取得しました。

当時の資格証

ちなみにこの制度では、介護の資格以外にも、PCの基礎スキルやネイリスト養成など

様々な方面での、職業訓練が実施されています。

公的に実施されている制度ですので、条件に該当する方は、ぜひ利用された方が良いです。

転職エージェントの利用

未経験・無資格から、福祉のお仕事を検討する方は、

転職サービスの利用を、おすすめします。

希望に応じ「正社員か、パートか」「給与や休日の要件」「サービス業種」など、

細かい要望に対して、

効率的に検索や、相談が出来るからです。

なお具体的なことについては、以下の記事でも解説しています。

よければ、合わせてご覧ください。

【初めての方】“介護職×天職”をみつける転職サービス【無料】

まとめ

・基礎体力は必要。しかし、若くなくても、技術や経験でカバー可能
・現場から、ケアプラン作成や相談業務へのキャリアアップもできる
・将来、他業種(高齢化社会に関わる)への転職にも、経験が活きる

【転職の検討前に】
・雇用保険に未加入の方は、ハローワークの求職者支援制度の利用がおすすめ
・希望に合った職場を探す際は、転職サービスの利用が効率的

以上となります。

一口に“介護”のお仕事と言っても、実に多種多様。

そして将来、現場の経験や資格を活かす選択肢も、数多く存在します。

今、福祉業界への道を検討されているあなたへ、

この記事が、そのためのヒントとなれば、嬉しいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました